山口伝承135周年鷺流狂言記念公演

11月20日土曜日

13時30分開場

14時開演

野田神社能楽堂

入場は無料ですが、保存会運営のための寄付をお願いしております。

駐車場は隣接する山口市菜香亭の多目的広場を借りておりますが、

停められる台数に限りがございます。ご了承ください。

 

昨年、定期公演を開催せず、今年も夏くらいまでは状況が見通せない状況で

お稽古もなかなかできておりませんでした。

それでも、できる形での開催を検討してきましたが、

今回、副題として

こどもたちに伝える鷺流狂言

とさせてもらいました。

明治19年、萩藩お抱え狂言方であった春日庄作が、山口に移り住み

野田神社上棟式神事能に出演したことをきっかけにはじまった伝承

それから135年という長い期間、地域の皆様に支えてきていただきました。

この先も永く続けていくために、

こどもたち、若い人たちにどう伝えていくか、大きな課題がございます。

今回は、夏前からこども狂言教室に参加してくれている小中学生が

4つの演目で出演します。

最後に鷺伝右衛門派(鷺流分家)にしかない演出の

柿山伏

現在小学6年生の国語の教科書に大蔵流の柿山伏が掲載されていますが

流派の違い、それを感じることができる機会です。

山口鷺流としても大切に演じられてきた演目で

上演回数は非常に多いですが、定期公演での上演は久しぶりです。

また、野田神社能楽堂にて上演する機会は大人での上演はずいぶん遡ります。

 

20日21日は山口市内で多くの催しが行われています。

ぜひ、おでかけのひとつとして、こどもたちの頑張り

鷺流の芸をご覧ください。